西 宮
西 宮
姫路
篠山
キレボヒリ・ビーソン
Kelebogile Besong
【ソプラノ】
南アフリカ出身。2013年、ベルヴェデーレ声楽コンクールファイナリスト、14年、タンペレ・オペラに「フィガロの結婚」伯爵夫人役で出演。15年、BBCカーディフ声楽コンクール南アフリカ代表。 同年、マルメ歌劇場「アイーダ」題名役、グレンジパーク・オペラ及びサヴォリンナ音楽祭にて「ラ・ボエーム」ムゼッタ役を務める。18世紀オーケストラ「フィガロの結婚」伯爵夫人役が高く評価された。16年、エッセン歌劇場、トリノ王立歌劇場、バイエルン国立歌劇場に出演。17年、パシフィック交響楽団で北米デビュー。今後、エディンバラ音楽祭、エクサンプロヴァンス音楽祭への出演も予定されている。他に、モンペリエ歌劇場「椿姫」などでも活躍。
サンドラ・ピケス・エディ
Sandra Piques Eddy
【メゾ・ソプラノ】
ボストン大学芸術学部、ボストン・オペラ研修所修了。メトロポリタン歌劇場地域オーディションを経て、同オペラと出身地ボストンを拠点に全米各地で活躍している。メトロポリタン歌劇場「フィガロの結婚」ケルビーノ、「カルメン」メルセデス、「コジ・ファン・トゥッテ」ドラベッラ、「セビリャの理髪師」ロジーナ、「チェネレントラ」アンジェリーナ、「アルジェのイタリア女」イザベッラほか。昨年、英国オペラ・ノースに再招聘され「ポッペアの戴冠」ポッペアを演じて高い評価を得た。2017年には、小澤征爾音楽塾「カルメン」でも題名役を演じる。兵庫県立芸術文化センターには14年「コジ・ファン・トゥッテ」以来、2回目の登場。
ロバータ・アレクサンダー
Roberta Alexander
【ソプラノ】
米国ヴァージニア州生まれ。1983年、「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ役でメトロポリタン歌劇場、翌1984年「ラ・ボエーム」ミミ役で英国ロイヤル・オペラに華々しいデビューを飾った。グラインドボーン音楽祭「イェヌーファ」のほか、「コジ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・エルヴィーラ等で特筆に価する成功を収め、ベルリン、ハンブルク、ウィーン、ヴェネツィアの主要オペラハウスで主役を務めてきた。最近では2014年ミラノ・スカラ座、2015年ブリュッセル・モネ歌劇場、2016年メトロポリタン歌劇場(ライブ・ビューイング「エレクトラ」で世界配信)に出演している。兵庫県立芸術文化センター初登場。
チャド・シェルトン
Chad Shelton
【テノール】
出身地ヒューストンを拠点にすでに全米及びヨーロッパでも活躍。昨シーズンは本拠地ヒューストン・グランド・オペラにおける「トスカ」カヴァラドッシのほか、「オテロ」ロドリーゴ役でメトロポリタン歌劇場デビューを果たした。今シーズンは小澤征爾音楽塾「カルメン」ドン・ホセ役でも来日が予定されている。ヒューストンでは「カルメン」、「蝶々夫人」、「ラインの黄金」、「メリー・ウィドウ」、「魔笛」、「ビリー・バッド」、「愛の妙薬」のほか、「中国のニクソン」など現代作品でも数多く出演している。兵庫県立芸術文化センターには2014年「コジ・ファン・トゥッテ」、15年「椿姫」で登場している。
晴 雅彦
Masahiko Hare
【バリトン】
大阪音楽大学卒業。文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルリンに留学。ドイツ・ケムニッツ市立劇場「魔笛」パパゲーノでヨーロッパ・デビュー後、ザクセン州立歌劇場、ドイツ・ラインスベルク音楽祭、ヴァドステーナ音楽祭、新国立劇場等の全国の主要な劇場で活躍。チョン・ミョンフン、ペーター・シュナイダー、レニングラード国立歌劇場管弦楽団等と共演。佐渡裕芸術監督プロデュースオペラには2005年「ヘンゼルとグレーテル」、06年「蝶々夫人」、07年「魔笛」、08年「メリー・ウィドウ」、11年「こうもり」、13年「セビリャの理髪師」に出演。咲くやこの花賞、大阪文化祭賞奨励賞、兵庫県芸術奨励賞受賞。大阪音楽大学教授。
佐渡 裕
Yutaka Sado
【指揮】
京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。パリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルン放送交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、北ドイツ放送交響楽団等欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年9月より、オーストリアで100年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任。オペラ公演では2003年エクサンプロヴァンス音楽祭「椿姫」、07年<オランジュ音楽祭>「蝶々夫人」、トリノ王立歌劇場の2010年「ピーター・グライムズ」、12年「カルメン」、15年「フィガロの結婚」など多くの実績を持つ。兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した「ブルックナー:交響曲第4番<ロマンティック>」。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP新書)等。
オフィシャルファンサイト:http://yutaka-sado.meetsfan.jp
デヴィッド・ニース
David Kneuss
【演出】
メトロポリタン歌劇場で、演出のみならず公演制作計画を監修する首席演出家として22シーズンを経た。日本では2014年に佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」を演出したのを始め、ヘネシー・オペラシリーズや、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトでモーツァルトのダ・ポンテ三部作、「こうもり」、「セビリャの理髪師」(国内ほか北京・上海でも公演)、「カルメン」を演出。タングルウッド音楽祭で小澤征爾とボストン響のために「トスカ」、「ボリス・ゴドゥノフ」、「フィデリオ」、「オルフェオとエウリディーチェ」、「スペードの女王」、「サロメ」、「イドメネオ」、「ファルスタッフ」、「放蕩者の遍歴」、「蝶々夫人」を演出。タングルウッド音楽センターではラヴェル「スペインの時」、「ファルスタッフ」、ブリテン「夏の夜の夢」を演出。サイトウ・キネン・フェスティバル松本では「ティレジアスの乳房」、「ファウストの劫罰」、「ピーター・グライムズ」(フィレンツェ五月祭と共同)、「スペードの女王」を演出した。
アーサー・ウッドレイ
Arthur Woodley
【バス】
ニューヨーク生まれ。オペラ、コンサートの両面で活躍し、2016-17シーズンは「フィガロの結婚」カンザス・シティ・リリック・オペラに再登場するほか、テレンス・ブランチャード作「チャンピオン」エミール・グリフィス役でワシントン・ナショナル・オペラにデビューする。
これまで、サンフランシスコ・オペラをはじめ全米の主要な歌劇場に出演し、「フィガロの結婚」バルトロ、「ボエーム」コッリーネ、「フィデリオ」ロッコなどで活躍を重ねてきた。中でも「ポーギーとベス」におけるポーギー役は、サンフランシスコ交響楽団などとの共演や、フィラデルフィアでの舞台上演のほか、ブレゲンツ音楽祭、サヴォリンナ音楽祭などで出演している。初来日。
[装置・衣裳] | ロバート・パージオラ | Robert Perdziola |
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[照明] | 高沢立生 | Tatsuo Takasawa |
[声楽コーチ] | ケヴィン・マーフィー | Kevin Murphy |
森島 英子 | Eiko Morishima | |
[合唱指揮] | 矢澤定明 | Sadaaki Yazawa |
[演出助手] | 飯塚励生 | Leo Iizuka |
[プロデューサー] | 小栗哲家 | Tetsuya Oguri |
[舞台監督] | 大洞邦裕 | Kunihiro Daido |