小林沙羅
Sara Kobayashi
【ソプラノ】Soprano
東京藝術大学及び同大学院修了。2010年度野村財団奨学生、11年度文化庁新進芸術家在外研修員。14年度ロームミュージックファンデーション奨学生。10~15年ウィーンとローマにて研鑽を積む。06年「バスティアンとバスティアンヌ」でデビュー後、東京芸術劇場「トゥーランドット」リュー、新国立劇場「パルジファル」花の乙女等に出演。12年ブルガリア国立歌劇場「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタで欧州デビューを果たした。15年野田秀樹演出、井上道義指揮「フィガロの結婚」にスザンナ役、17年「カルメン」ミカエラで出演。17年、第27回出光音楽賞受賞。日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。佐渡裕芸術監督プロデュースオペラには11年「こうもり」アデーレで出演。
髙田智宏
Tomohiro Takada
【バリトン】Baritone
国立音楽大学卒業、二期会オペラ研修所を経て、同大学院音楽研究科声楽専攻(ドイツ歌曲)を首席で修了。2005年第4回静岡国際オペラコンクール「三浦環特別賞」を受賞。06年第4回長久手国際オペラ声楽コンクール優勝。07年よりドイツ・キール歌劇場専属歌手として「ニュルンベルクのマイスタージンガー」ベックメッサー、「エフゲニー・オネーギン」題名役、「ドン・カルロ」ロドリーゴ他、多数の主役を務め主に海外を拠点に活躍中。佐渡裕芸術監督プロデュースオペラには13年「セビリャの理髪師」フィガロ、15年「椿姫」ジェルモン、17年「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵で出演。17年12月、シュレスヴィヒホルシュタイン州から宮廷歌手の称号を授与された。
クリストファー・ヴェントリス
Christopher Ventris
【テノール】Tenor
英国を代表するテノール歌手。優れたワーグナー歌手として国際的に評価されている。ピーター・グライムズ、「魔弾の射手」マックス、「イェヌーファ」ラカ、「ホヴァンシチナ」アンドレイ・ホヴァンスキーなど幅広い役で主要歌劇場に出演。チューリヒ歌劇場「パルジファル」(ハイティンク指揮)DVD、ウィーン国立歌劇場「ワルキューレ」(ティーレマン指揮)ライブCDがある。今シーズンはウィーン国立歌劇場「パルジファル」、「ローエングリン」、「ワルキューレ」(来日公演含む)、ハンブルク州立歌劇場「フィデリオ」他に出演している。
清水徹太郎
Tetsutaro Shimizu
【テノール】Tenor
京都市立芸術大学卒業、同大学院修了。第33回飯塚音楽コンクール第1位、文部科学大臣賞受賞。第9回東京音楽コンクール第3位、第82回日本音楽コンクールファイナリストほか上位入賞多数。2012年度音楽クリティッククラブ奨励賞、第38回灘ライオンズクラブ音楽賞受賞。15年ドレスデンにザクセン声楽アンサンブルジルヴェスターコンサート≪メサイア≫ソリストとして招聘された。近年では17年NHK音楽祭に於けるフェドセーエフ指揮「エフゲニー・オネーギン」トリケに抜擢され大役をはたした。佐渡裕芸術監督プロデュースオペラでは13年「セビリャの理髪師」、15年「椿姫」に出演。
ペーター・ゲスナー
Peter Goessner
1962年、旧東ドイツ・ライプツィヒ生まれ。ライプツィヒ大学演劇学修士課程修了。ハレ市のターリア公立劇場勤務。92年に来日し、北九州を拠点に劇団うずめ劇場を立ち上げ、主宰者・演出家として多くの作品を上演。2000年、第一回利賀演出家コンクールにて最優秀演出家賞受賞。07年、東京都調布市立せんがわ劇場芸術監督。10年、読売演劇大賞にノミネート(ハイナー・ミュラー作「ピロクテーテス」)。同年、東京室内歌劇場にてオペラ「ゲノフェーファ」(シューマン作曲)日本初演を演出(会場:新国立劇場)。桐朋学園芸術短期大学教授(演出)。北九州市文化大使。東京都在住。
佐渡 裕
Yutaka Sado
【指揮】Conductor / Artistic director
京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。
1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。パリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルン放送交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、北ドイツ放送交響楽団等欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年9月より、オーストリアで100年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任。オペラ公演では2003年エクサンプロヴァンス音楽祭「椿姫」、07年<オランジュ音楽祭>「蝶々夫人」、トリノ王立歌劇場の2010年「ピーター・グライムズ」、12年「カルメン」、15年「フィガロの結婚」など多くの実績を持つ。
兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した6枚目のCD「ブルックナー:交響曲第9番」(17年12月発売)。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP新書/PHP文庫)等。
オフィシャルファンサイト:http://yutaka-sado.meetsfan.jp
ミヒャエル・テンメ
Michael Temme
【演出】Stage director
ドイツ・ハノーファー生まれ。13歳でハノーファー歌劇場のオペラにエキストラで出演。ハノーファー音楽大学で学んだ後、23歳でエッセン歌劇場に演出助手として就職。1973年に移籍したハーゲン歌劇場で初めて自身の演出を手がける。1975年、ドルトムント歌劇場に移籍。これまでの劇場契約期間にブエノスアイレス、サンフランシスコ、リヨン、ミラノなど各地の劇場の公演に参加した。1978年より12年間に渡ってフリーの演出家として活動した後、1991年よりウィーン音楽舞台芸術大学(mdw)でオペラ演技・音楽劇演出の教授に就任。2009年までドイツを中心に各地で活躍する多くの後進を育成した。退任後は新たなオペラ・プロジェクトを求めて各地を飛び回っており、演出家としての契約は、アウグスブルクほかのドイツ国内から、台湾、プエルトリコ、ニュージーランド、上海にまで及ぶ。教育者としても世界各地の養成機関で授業やマスタークラスを行っており、2016年には東京藝術大学客員教授を務めた。芸術文化センター初登場。
[装置・衣裳] | フリードリヒ・デパルム | Friedrich Despalmes |
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[照明・映像] | ミヒャエル・グルントナー | Michael Grundner |
[衣裳助手] | ハンナ・フォラート | Hannah Follert |
[言語コーチ] | ハイケ・シルバーマン | Heike Silbermann |
[合唱指揮] | 矢澤定明 | Sadaaki Yazawa |
[演出助手] | 飯塚励生 | Leo Iizuka |
[音楽コーチ] | 森島英子 | Eiko Morishima |
[衣裳コーディネーター] | 小栗菜代子 | Nayoko Oguri |
[プロデューサー] | 小栗哲家 | Tetsuya Oguri |
[舞台監督] | 大洞邦裕 | Kunihiro Daido |