チャールズ・ライス
【バリトン】
フランス系英国人バリトン。リーズ大学で政治学を専攻し、BBCとITVの構成作家、プロデューサーとして勤務後、ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックおよびナショナル・オペラ・スタジオで研鑽を積む。英国内では、英国ロイヤル・オペラ、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ウェクスフォード音楽祭、グランジ音楽祭、アルデバラ音楽祭、イングリッシュ・ツアリング・オペラに「セビリャの理髪師」フィガロ、「アルバート・ヘリング」シド、「ピーター・グライムズ」ネッド、「キャンディード」マクシミリアン等で出演。国外ではマドリード王立歌劇場「グロリアーナ」ロバート・セシル卿、アンジェ=ナント歌劇場「エフゲニ・オネーギン」題名役、オペラ・シアター・カンパニー・ダブリン「ラ・ボエーム」マルチェッロ、トゥーロン・オペラ「ナクソス島のアリアドネ」ハルレキンおよび「道化師」シルヴィオほかで、最も頻繁に客演するリヨン歌劇場では、タバシュニク作曲「ベンジャミン、最後の夜」世界初演に出演した。今後はラトヴィア・リエパーヤ交響楽団との「カルミナ・ブラーナ」、ロンドンでの「キャメロット」ランスロット、ナントおよびレンヌでのトマ作曲「ハムレット」題名役が予定されている。兵庫県立芸術文化センターには2016年「夏の夜の夢」ディミートリアス役で登場。
アレックス・オッターバーン
【バリトン】
デビュー当初から、多くの役柄で満場一致の喝采を浴びており、エディンバラ芸術祭でのマーク=アンソニー・タネジ作曲「グリーク」エディから、スコティッシュ・オペラおよびホランド・パーク・オペラ「ナクソス島のアリアドネ」ハルレキン、グランジ音楽祭「アグリッピーナ」パッランテに至るまで、驚異的な多芸ぶりで注目を集める。
スコティッシュ・オペラのエマージング・アーティスト・プログラムの後、今シーズンからイングリッシュ・ナショナル・オペラのヘアウッド・アーティストに参加、イアン・ベルズの新作、マーティン・ブラビンズ指揮による「切り裂きジャック」スクイビー役で本公演デビューを果たす。さらに、「グリーク」エディ役においてブルックリン・アカデミー・オブ・アーツへの出演で米国にデビュー、またジャイルズ・ハヴァガル演出、マルティン・アンドレ指揮の「メリー・ウィドウ」カスカーダでオペラ・ノースにデビューする。コンサートでは、エディンバラ芸術祭においてジェームス・ベイリューおよびフィリップ・ムーアの伴奏によるバーンスタイン「アリアと舟歌」で登場した。初来日。
ダン・シェルヴィ
【テノール】
英国リヴァプール生まれ。ロイヤル・ノーザン音楽院を首席で卒業後、ギルドホール音楽院卒業。2014-18年のミュンスター伯爵夫人音楽基金リサイタル・アーティスト、2013年のグラインドボーン・ジャーウッド・ヤング・アーティストに選抜された。
2017-18シーズンはナショナル・オペラ・スタジオのメンバーとしてオペラ・ノース、ウェルシュ・ナショナル・オペラ、スコティッシュ・オペラに出演。これまでバリトンとして出演を重ねてきたが、近年はテノールに転向して活躍する。2018-19シーズンは英国ロイヤル・オペラにガヴィン・ヒギンズ作曲「The Monstrous Child」世界初演にバルド役でデビュー。近年はニュー・チェンバー・オペラでのハイドン「月の世界」(エックリティーコ)に出演しSeen and Heard International(批評サイト)に「注目株」と評される。バリトンとしては、2017年「椿姫」ドビニー侯爵でグラインドボーン音楽祭に出演した。コンサートのソリストとしてもロイヤル・フェスティバル・ホールやコルストン・ホール、ブリッジウォーターホール等でベートーヴェン「第九」のソリスト等を務めた。初来日。
ケイティ・ディーコン
【俳優/ダンサー】
ロンドンのセントラル・スクール・オブ・バレエ(舞踊および演技)を修了。
これまでの主な出演歴は「キャッツ」(国際ツアー公演)カッサンドラ役ほか、オリジナル・ウェストエンド・プロダクション「パリのアメリカ人」(ドミニオン・シアター)、英国ロイヤル・バレエ「エリザベス」(バービカン・シアター)でのレディ・イン・ウェイティング役(主演女優)、「キャッツ」(ロイヤル・カリビアン・クルーズ)ジェミマ役ほか、体験型パフォーマンス「ウェルカム・トゥ・ザ・グラウンド」(ジャズ・ハウス・シアター)ジンジャー・ロジャース役、「アウト・オブ・ザ・ワールド」ロンドン初演(オール・スター・プロダクションズ)夜の精役/ダンスキャプテン等。ウィリアム・タケット「イマーシヴ・ナットクラッカー」にスウィングとしてワークショップに参加。初来日。
ジェシカ・ウォーカー
【メゾソプラノ】
2010年以後、キャバレー・アーティスト、オペラ歌手双方で多忙なスケジュールをこなし、舞台、執筆において自作および共作での新作を発表し続けている。最近はオペラ・ノースより第一次世界大戦終結記念事業として委嘱された「Not Such Quiet Girls」、自作の演劇「All I Want is One Night」(ロンドン、マンチェスター、ニューヨーク・オフ・ブロードウェイで上演)、その付随音楽であるフレンチ・キャバレー・ソングのCDを発表。また出演作としては、高い評価を得た「The Girl I Left Behind Me」および「Pat Kirkwood is Angry」、トム・ウェイツのプロジェクト「Mercy and Grand」(アデレード・フェスティバル)や、録音では第一次世界大戦に関連した歌曲による「Enter the Peace Broker」がある。また、オペラ作品への出演はヨーロッパ各地に及び、バリー作曲「真面目が肝心」グウェンドレン、「Sunday in the Park with George」看護婦・ハリエット(パリ・シャトレ座)、「ポッペアの戴冠」ネローネ、「ヴィーナスの接吻」グローリア、「ミカド」ピープ・ボーほかで出演している。初来日。
イーファ・ミスケリー
【ソプラノ】
北アイルランド出身。ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック修了。ヨーロッパ中の歌劇場で出演を重ねており、英国ロイヤル・オペラ、ブリュッセル・モネ劇場、エクサン=プロヴァンス音楽祭、ケルン歌劇場、ウェルシュ・ナショナル・オペラ等に出演。「フィガロの結婚」スザンナ、「リゴレット」ジルダ、「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル、「コジ・ファン・トゥッテ」デスピーナ、「皇帝ティトの慈悲」セルヴィーリア、「ラ・ボエーム」ムゼッタ、「ラダミスト」ポリセナ、リムスキー=コルサコフ「雪娘」題名役、「ティレジアスの乳房」テレーズ、「フィガロの結婚」ケルビーノ、「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、「魔笛」パミーナ、「マイ・フェア・レディ」イライザ等、多数の役を演じる。また、現代音楽にも精通しており、マーク=アンソニー・タネジ、ジェラルド・バリー、ジョナサン・ダヴ、デトレヴ・グラナートといった作曲家の作品の世界初演に出演している。今後はウェルシュ・ナショナル・オペラ「利口な女狐の物語」題名役が控える。兵庫県立芸術文化センターには2016年に「夏の夜の夢」ヘレナ役で登場。
スティーヴン・リチャードソン
【バス・バリトン】
重要な現代オペラの初演に数多く携わっており、トマス・アデス「テンペスト」(英国ロイヤル・オペラ)、タン・ドゥン「Orchestral Theatre II : Re」、「ティー」(サントリーホール)、バリー「The Triumph of Beauty and Deceit」、「真面目が肝心」、「The Intelligence Park」、タヴァナー「Eis Thanaton」「Resurrection」「The Apocalypse」「Fall and Resurrection」(シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、聖ポール大聖堂)、「The Handmaid’s Tale」英国初演(イングリッシュ・ナショナル・オペラ)が挙げられる。
最近の出演作および予定作に「Powder Her Face」ホテル支配人・公爵(アイルランド国立歌劇場およびネヴィル・ホルト・オペラ)、チン作曲「不思議の国のアリス」ハートの王(ロサンザルス・フィルおよびバービカン・センター)、「ばらの騎士」オックス男爵(ボリショイ劇場およびオペラ・ノース)、「ビリー・バッド」ダンスカー(ローマ歌劇場およびオペラ・ノース)、「ピーター・グライムズ」ホブソン(ミラノ・スカラ座、英国ロイヤル・オペラ、オペラ・ノース、アルデバラ音楽祭)、北アイルランド・オペラ、ガーシントン・オペラへの出演、BBC交響楽団との共演など、枚挙に暇がない。兵庫県立芸術文化センター初登場。
ヒラリー・サマーズ
【コントラルト】
3オクターブの声域で多くの現代作曲家たちを魅了しており、カーター作曲「What Next?」(ベルリン州立歌劇場)、エトヴェシュ作曲「La Balcon」(エクサン=プロヴァンス音楽祭)、バリー作曲「真面目が肝心」(ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団およびリンバリー・スタジオ)で世界初演に携わる。オペラのレパートリーとして「ジュリオ・チェーザレ」のようなヘンデル作品の英雄役を得意とするが、レグレンツィ等初期バロック作品からストラヴィンスキー、ブリテンの現代作品まで幅広い。
最近の出演作および予定作に、エクサン・プロヴァンス音楽祭およびオランダ国立歌劇場「レイクス・プログレス」、マドリード王立歌劇場でのヒナステラ作曲「ボマルツォ」、カーニン指揮によるアーリー・オペラ・カンパニー「ジュリオ・チェーザレ」等オペラ作品のほか、ウィーン放送交響楽団、キングス・コンソート、ラ・セレニッシマ、ロイヤル・ストックホルム・フィル、フィンランド放送交響楽団等とのコンサートがある。2018-19シーズンはクルターグ作曲「勝負の終わりに」世界初演でミラノ・スカラ座にデビュー。初来日。
アンナ・デニス
【ソプラノ】
タイムズ紙に「魅力的なソプラノ、穏やかで常に鋭い感覚を持つ存在」と評される。コンサートではブリテン「戦争レクイエム」(ベルリン・フィルハーモニー・ホール)、トマス・アデス本人の伴奏による「Life Story」(リンカーン・センター)、ガーディナー指揮モンテヴェルディの3つのオペラ、鈴木雅明指揮エイジ・オブ・エンライトメントとのバッハ「クリスマス・オラトリオ」、オーケストラ・アンサンブル金沢とのハイドン「天地創造」等に出演。近年のオペラ出演に、グルック「パリスとヘレネー」パリス(ニュルンベルク歌劇場)、アルバーン「ドクター・ディー」キャサリン・ディー(イングリッシュ・ナショナル・オペラ)、ヘンデル「シロエ」エミラ(ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭)、「アンドレア・シェニエ」ベルシ(オペラ・ノース)、「イドメネオ」イリア(バーミンガム・オペラ)、「魔笛」パミーナ(リッチフィールド音楽祭)、ブリテン「ヴェニスに死す」苺売り、旅人(ミラノ・スカラ座)がある。また、フランシスコ・コル「Café Kafka」(英国ロイヤル・オペラ、オペラ・ノース、アルデバラ音楽祭)、ジョナサン・ドーヴ「Enchanted Pig」(ヤング・ヴィク)、エドワード・ラシュトン「The Shops」(ブレゲンツ音楽祭、英国ロイヤル・オペラ)、ウィル・タケット「Pleasure’s Progress」(英国ロイヤル・オペラ)の世界初演に参加した。
フランソワ・テストリー
【歌手、ダンサー、俳優】
ブリュッセルのモーリス・ベジャールの舞踊学校<ムードラ>で学んだ後、リンゼイ・ケンプ・カンパニーにプリンシパル・メンバーとして加入、日本でも多くの公演を行う。また、馮啓孝演出「ネフィリム」「サロメ」での題名役(高樹澪、篠井英介と共演)、壤晴彦演出「スサノオ」(忍者(ジャニーズ事務所)、剣幸、鳳蘭と共演)の簸川大神役で出演。
俳優、ダンサー、歌手として、DV8、バレエ・ランベール、ゲッコー・フィジカル・シアター、パンチ・ドランク等のカンパニーや、ジェーン・カンピオン、テリー・ギリアム、ネイル・バートレットといった映画監督、演出家と協働。「メリー・ウィドウ」ニェーグシュ、「蝶々夫人」ゴローや、ミュージカル「Sarrazine」「Night After Night」「The Bar」等に出演。自己のソロ作品「Empire, a song and dance Vanitas」「Electro Oratorio "Medea Written In rage"」をプロデュース。録音ではコイル「The Ape of Naples」, 古楽集団グランドラヴォアの「ノートルダム・ミサ曲」、グランブリング・ファーのダニエル・オサリヴァン、Zuのマッシモ・プピロとの「A Pot Of Powdered Nettle」や エレクトロ・アルバム"Sarrazine"を発表。
佐渡 裕
【指揮】
京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。
1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。パリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルン放送交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、北ドイツ放送交響楽団等欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年9月より、オーストリアで100年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任。オペラ公演では2003年エクサン・プロヴァンス音楽祭「椿姫」、2007年オランジュ音楽祭「蝶々夫人」、トリノ王立歌劇場の2010年「ピーター・グライムズ」、12年「カルメン」、15年「フィガロの結婚」など多くの実績を持つ。兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した6枚目のCD「ブルックナー:交響曲第9番」(17年12月発売)。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP新書/PHP文庫)等。
オフィシャルファンサイト:http://yutaka-sado.meetsfan.jp
アントニー・マクドナルド
【演出、装置・衣裳デザイン】
2013年、英国インターナショナル・オペラ・アウォード(装置デザイン部門)を受賞。英国を代表する演出家・デザイナーとして、英国ロイヤル・オペラ、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、モスクワ・ボリショイ歌劇場、ウェールズ国立歌劇場、ポーランド国立歌劇場、ストラスブール・ライン歌劇場、メトロポリタン・オペラ、ニューヨーク・シティ・オペラ、パリ・オペラ座、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ブレゲンツ音楽祭、グラインドボーン音楽祭、エクサン・プロヴァンス音楽祭、フランクフルト・オペラ、ジュネーヴ大劇場、ネーデルランド・オペラ、バイエルン州立歌劇場、チューリッヒ歌劇場、BBCプロムナード・コンサート、マンチェスター国際フェスティバルなど、世界中のオペラハウスおよび音楽祭で活躍を重ねるほか、ウィーン国立バレエ、スコティッシュ・バレエなどの舞踊作品、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどの演劇作品でも美術を手がけた。兵庫県立芸術文化センターでは、2007年「魔笛」装置・衣裳デザイン、16年「夏の夜の夢」演出、装置・衣裳デザインを手がけ、高い評価を得た。
ルーシー・カーター
【照明デザイン】
照明デザイナーとして、2015年ナイト・オブ・イルミネーション・アウォード ダンス部門(英国ロイヤル・バレエ団「Woolf Works」)、2008年同賞(「Chroma」)等を受賞。また、参加したプロダクションが2013年TMAアウォード(オペラ「ローエングリン」)、2004年オリヴィエ賞(「2 Human」)を受賞、2015年ロシアのゴールデン・マスク賞の最優秀バレエ作品にノミネートされるなど、バレエ、オペラ作品で活躍している。これまでに、英国ロイヤル・バレエ団およびオペラハウス、アメリカン・バレエ・シアター、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ミラノ・スカラ座等で照明デザインを手がけている。
アシュリー・ペイジ
【振付】
英国ロイヤル・バレエ・スクールで学んだ後、ロイヤル・バレエ団に入団。1984年にプリンシパル・ダンサーに昇格する。2002年より2012年までスコティッシュ・バレエ団の芸術監督を務める。そのほか、ウィーン国立バレエ団、サンフランシスコ・バレエ団や、グラインドボーン音楽祭、スコティッシュ・オペラ等のオペラ作品でも振付を手がける。2012年にロイヤル・コンセルヴァトワール・オブ・スコットランドよりより名誉博士号を授与される。2011年に英国舞踊批評家協会賞ド・ヴァロワ賞、2011年、2005年のエジンバラ・フェスティバル ヘラルド・エンジェル・アウォード、2004年TMAアウォード、1995年オリヴィエ賞最優秀ダンス作品等、多数受賞している。
ジョナサン・カグイオア
ロンドン生まれ。ロイヤル・バレエ学校のロウワー・アッパースクールを卒業。英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団に入団しソリストに昇進。所属した14年間で、アシュトン、バランシン、ビントレー、マクミラン、ヴァン・マネ、クランコ、サープ、そしてライトの振付作品で数多くの役を踊る。その他、ドミニオン劇場でのクリストファー・ウィールドン演出・振付「パリのアメリカ人」のオリジナル・ロンドンキャストの1人を務め、ロンドン・パラディウム劇場の「王様と私」(渡辺謙主演)エンジェル・ジョージ役で出演。リアム・スカーレット振付のディズニー映画 「くるみ割り人形と秘密の王国」の主要ダンサーを務めた。
セバスチャン・ゴフィン
エルムハースト・バレエ学校、アンナ・デュボイソンのヤング・ダンサーズ・アカデミーを卒業後、ロイヤル・バレエ学校のアッパースクールで研鑽を積む。ウエストエンドでは、ドミニオン劇場「パリのアメリカ人」(オリジナル・ロンドンキャスト)スイング/アシスタント・ダンスキャプテンを務めた。その他、マンチェスター・ロイヤル・エクスチェンジ「ウエスト・サイド・ストーリー」アンサンブルおよびリフ代役、「白鳥の湖」白鳥、「アゴン」セカンド・パドトロワ、「ブラック・アンド・ホワイト組曲」第3デュエットでの小さな死および甘い夢、「スライト・オブ・ハンド」ソロ、「マノン」ダンサー、ノルウェー国立バレエ団「ウィズアウト・ワーズ」第3パドドゥを務めた。
アレックス・ハリソン
エルムハースト・バレエ学校で学び、欧米の数々のバレエ団で活動。フロリダ州のサラソタ・バレエでファースト・ソリストとして出演。フレデリック・アシュトン「ラ・フィユ・マル・ガルデ」アラン、ケネス・マクミラン「コンツェルト」ファースト・ムーブメント・プリンシパル、ジョージ・バランシン「ジュエル」ルビー・プリンシパル、ジェローム・ロビンズ「ファンシー・フリー」第一水夫、クリストファー・ウィールドン「アメリカ人」、トワイラ・サープ「Nine Sinatra Songs」ドマニ、など国際的に有名な振付家の作品でリードダンサーや主要な役を務める。最近は、「キャッツ」のミストフェリーズ(マジック猫)で、中国とヨーロッパを巡演した。
マット・ホランド
レーン・シアター・アーツ・カレッジで学ぶ。舞台作品ではトロントのエド・マービッシュ劇場「アニー」、キルワース・ハウス劇場「トップ・ハット」、プリマス・ロイヤル劇場およびボードガイス・エナジー劇場「ビッグ」、キルワース・ハウス劇場「ウエスト・サイド・ストーリー」、ドミニオン劇場「宇宙戦争」、ドミニオン劇場「エルフ」、パラディウム劇場「シナトラ」、ドミニオン劇場および国際アリーナ・ツアー「ウィ・ウィル・ロック・ユー」、英国ツアー「ディスコ・インフェルノ」に出演。テレビには、ITV「ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス2017」、BBC「エンタイア・ユニバース」、「イースト・エンダ―ズ」に出演。
ルーカス・ハント
映画「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー・アゲイン」漁師役、べリンダ・キング・プロダクション「ホーランド・アメリカ・ライン アムステルダム」ダンサー、英国および国際ツアー「ライオン・キング」アンサンブルとして出演。ダンスではホーリー・ノーブル主宰A.D. ダンス・カンパニー研修生、ナショナル・ユース・バレエ団のウェイン・スリープ演出「不思議の国のアリス」白ウサギ、ダンス・シアター・オブ・ハーレムの「BACK & WALTZ IN SWINGTIME」アンサンブル、テンプル・オブ・アンダースタンディング・ガラの「INTERLUDES」ソリスト、ニューヨーク・バレエシアターのロマン・バーカ演出「くるみ割り人形」王子等に出演。
ジャスティン・リー・ジョーンズ
2013年バードカレッジでファースト・クラスの学位を取得。主な出演歴はマンチェスター・ロイヤル・エクスチェンジ「ウエスト・サイド・ストーリー」トニー代役、ピカデリー劇場「ダンシング・ヒーロー」ウォーリー・ストランド代役、ドミニオン劇場「パリのアメリカ人」Mr.Z代役とアンサンブル、英国ツアー「シカゴ」メアリー・サンシャイン代役とアンサンブル、ケンブリッジ芸術劇場「シンデレラ」いじわるな姉、英国ツアー「ペテン師と詐欺師」アンサンブル、ケンブリッジ芸術劇場「アラジン」、ハンブルクとシュトゥットガルトでの「ディズニー・ミュージカル ターザン」ターザン代役とアンサンブル、クアラルンプールでの「美女と野獣」アンサンブル、ロイヤル・バラエティ・パフォーマンスでのテイク・ザットのステージおよび「パリのアメリカ人」ダンサー。
ロビン・ケント
エルムハースト・バレエ学校およびロイヤル・バレエ学校で学ぶ。ロンドンのミュージカルには、ピ-コック劇場「スノーマン」、ピカデリー劇場「ダンシング・ヒーロー」、ドミニオン劇場「パリのアメリカ人」に出演。ポーランド国立バレエ団のソリストとして「真夏の夜の夢」「ロミオとジュリエット」「ワルシャワのカサノヴァ」「テンペスト」「アダージョとスケルツォ」「ドン・キホーテ」「The Green Table」「Soldiers Mass」「くるみ割り人形」「Century Roles」「Chroma」「Concerto Barocco」「Artifact Suite」に出演。英国ロイヤル・バレエやバーミンガム・ロイヤル・バレエでは「ラ・ヴァルス」「シンデレラ」「ロミオとジュリエット」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」に出演。テレビにはBBC「ホルスト」に出演した。
リアム・レイト
ミュージカルの出演は、ナショナル・シアター「フォリーズ」、ドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル「四十二番街」、サン・カルロ劇場「マイ・フェア・レディ」、ドミニオン劇場「パリのアメリカ人」、ルクセンブルク・グランド劇場「キス・ミー・ケイト」、フェニックス・シアター「ガイズ&ドールズ」、アポロ・ヴィクトリア劇場「ウィキッド」、プリンス・オブ・ウェールズ劇場「ブック・オブ・モルモン」、ローリー劇場「ホワイトクリスマス」、ユニオン劇場「コール・ミー・マダム」、パラディウム劇場「オズの魔法使い」、ケンブリッジ劇場「シカゴ」、英国ツアー「ワンダフル・タウン」「メリー・ポピンズ」「キャッツ」「ミー&マイガール」「エニシング・ゴーズ」、ヴィクトリア宮殿劇場「リトル・ダンサー」、イングリッシュ・ナショナル・オペラ「オン・ザ・タウン」。
ゾーイ・アーシャミアン
イギリスのチェシャー生まれ。11歳から5年間ロイヤル・バレエ学校に、その後3年間セントラル・スクール・オブ・バレエに通う。ロイヤル・バレエ学校在学中、英国ロイヤル・バレエ団「眠れる森の美女」「白鳥の湖」「くるみ割り人形」に出演。セントラル・スクールでの最終年には、ノーザン・バレエ団「白鳥の湖」に出演。卒業後はアイルランド国立バレエ団に所属し、「シュヘラザード」「ロミオとジュリエット」「くるみ割り人形」「カルメン」に出演。2年間ウエストエンドの「オペラ座の怪人」に出演後、ニュー・イングリッシュ・バレエ・シアターで数々の振付師と協働。最近は、リズ・ダッサンの代役を務めたウエストエンドの「パリのアメリカ人」で好評を博す。昨年初めには、新作ミュージカル「ヴァナラ」に出演後、観客体験型「白鳥の湖」でオデットを演じた。
ビアンカ・ホプキンス
オーストラリアのゴールドコースト出身。ニュージーランド・スクール・オブ・ダンスで学ぶ。古典・現代問わず多くの作品に参加。ロイヤル・ニュージーランド・バレエ、ヴュルツブルク・マインフランケン劇場(アンナ・ヴィータ振付「シンデレラ」、中村蓉振付「中国のニクソン」)、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライオネル・ホッシュ振付「マノン」、シーニュ・ファブリチウス振付「オネーギン」)、イングリッシュ・ナショナル・オペラ(ケリー・ディバイン振付「ファウスト」、ジョナサン・ミラー演出/アンソニー・ヴァン・ラースト振付「ミカド」)、BBCプロムス(アントニー・マクドナルド演出/ルーシー・バージ振付「屋根の上のバイオリン弾き」)、グランジ・パーク・オペラ、グラインドボーン音楽祭、バレエ・ソウル、Ash Dance Theatre、Threads Dance、ウィル・タケット振付「体験型くるみ割り人形」「ヴァン・クリーフ&アーペルズ」、リン・ペイジ振付「王冠」、リン・ホックニー振付「真夏の夜の夢」、フィン・ウォーカー振付作品(アブダビ商業銀行)等に出演。
レイチェル・クロッカー
ウェストエンドおよびツアー公演の出演は、「キス・ミー・ケイト」ダンスキャプテン、「ディック・ウィッティントン」「シュトラウス」(パラディウム劇場)、「キャッツ」ツアー公演タントミール、「ウェスト・サイド・ストーリー」グラツィエーラ、「オペラ座の怪人」25周年メグ代役、「ピーター・パン」ウェンディ代役、「シンデレラ」題名役、「フェイム」アイリス、「ウィー・ウィル・ロック・ユー」(ドミニオン劇場)、「ムーヴィン・アウト」、「スノーマン」氷の王女、「ラヴ・シャック」ザザ、「グリース」ダンスキャプテン、「キャッツ」ランペルティーザほか、「オペラ座の怪人」メグ。映画、テレビ等は「ヴィクトリア」「マンマ・ミーア ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン」「Devils in the Disguise」「オペラ座の怪人」「ファインディング・ネヴァーランド」「Smith of Wooton Major」(BBCラジオ)。
レイラ・ハリソン
ロイヤル・バレエ学校とスタジオ・センターを卒業。スコティッシュ・バレエで「アリス」「シンデレラ」「くるみ割り人形」「Cheating Lying Stealing」「眠れる森の美女」「Rubies」「カルメン」等に出演。イングリッシュ・ナショナル・バレエ「白鳥の湖」「ジゼル」「くるみ割り人形」「ロミオとジュリエット」「眠れる森の美女」、英国ロイヤル・バレエ「シンデレラ」「ピーターと狼」、マリインスキー・バレエ「眠れる森の美女」のほか、ウエストエンド「オペラ座の怪人」メグ、ロイヤル・オペラ・ハウスでのオリヴィエ賞授賞式、バッキンガム宮殿「ヴァン・クリーフ&アーペル」、ロイヤル・アルバート・ホール「オペラ座の怪人25周年」(映画・映像化も)、ジュウ・ダンス・コネクションズ、「オリバー!」、「Ragged Child」、「スターズ&ストライプス」等に出演。映画、テレビ等へは「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー・アゲイン」、ディズニー「くるみ割り人形と秘密の王国」、「StreetDance 3D」、「ワンダーラスト」、「バレエ・リュス」、「Ertu Culture ident」、「名探偵ポワロ-物言えぬ証人」、「サウスバンク・ショウ」、 BBC「マーゴット」、マリオット・ホテルのキャンペーンに出演。
ニッキー・ヘンシャル
ロイヤル・バレエ学校で学び、イングリッシュ・ナショナル・バレエの団員として6年間国内外で公演後、独立。ウェイン・マクレガーが手がけたブリット・アワード授賞式のほか、アクラム・カーン、R&Dによるイングリッシュ・ナショナル・バレエ「ジゼル」、リアム・スカーレット振付のディズニー「くるみ割り人形と秘密の王国」、オリジナル・ロンドンキャストの一人として「パリのアメリカ人」に出演。出演の傍ら、バーミンガム・ロイヤル・バレエ「Embrace」ではジョージ・ウィリアムソン、イングリッシュ・ナショナル・バレエ「ノラ」ではスティナ・クォージブアの助手を務め、ともにサドラーズ・ウェルズ劇場で初演。現在はニュー・イングリッシュ・バレエ・シアターでリハーサル監督として活動しながら、故郷スタッフォードシャーのユース・バレエで将来有望な若手ダンサーを養成している。
エイミー・ホリンズ
イングリッシュ・ナショナル・バレエ学校を卒業後、同バレエ団に4年以上所属し、「ジゼル」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「ロミオとジュリエット」「パキータ」「ライモンダ」「春の祭典」「Facing Viv」「Drink to me with thine eyes」「空中ブランコ」等に出演。ウエストエンドでは「パリのアメリカ人」「シナトラ」「オペラ座の怪人」メグ代役、「ムーヴィン・アウト」ジュディ代役、「オペラ座の怪人25周年コンサート」、ロイヤル・オペラ・ハウス「シチリア島の夕べの祈り」等、映像ではディズニー映画「くるみ割り人形と秘密の王国」、ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス2011、2012、2016(ITV)、Gigglebiz(シービービーズ)、コンサート・フォー・ダイアナでのテイク・ザットとの共演(BBC)等に出演。
オリーヴ・ロビンソン
ロンドンのアーツ・エデュケーショナル・スクールズで学ぶ。舞台出演は、英国ツアー「ジャージー・ボーイズ」ロレーヌ、サーズフォードでの「クリスマス・スぺキュタキュラー」、英国ツアー「ジーザス・クライスト・スーパースター」スウィング/マリー代役、ドミニオン劇場/英国ツアー「エビータ」ダンス・キャプテン/姉妹、英国ツアー「ラストダンスは私に」デッラ/ドリス、「スペリング・ビー」オリーブの母/アンサンブル、「蜘蛛女のキス」母親、「青春一座」ミッツィ/ヴォーカル・キャプテン、オリヴィエ賞授賞式ヴォーカリスト、「クレイジー・フォーユー」ダンス/スウィング・キャプテン、「ハーヴェイ」マートル・メイ、「ヘッダ・ガブラー」題名役、「ウィンザーの陽気な女房たち」クックリー夫人。
ケイティ・ウェブ
ロイヤル・バレエ学校、トリング・パーク・スクール・フォー・ザ・パフォーミング・アーツにて学ぶ。アシュリー・ペイジ、クリストファー・ハンプソン芸術監督の下スコティッシュ・バレエ団にて「天国からの銅貨」「不思議の国のアリス」「大地の歌」イリ・キリアン「14'20"」「欲望という名の電車」等に出演。そのほかマシュー・ボーンのニューアドヴェンチャー・カンパニー「シザーハンズ」「The Car Man」「眠れる森の美女」「赤い靴」「シンデレラ」「白鳥の湖」、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団「ペンギン・カフェ」「くるみ割り人形」、イングリッシュ・ナショナル・バレエ「ロミオとジュリエット」「くるみ割り人形」に出演。
デイジー・ウェスト
ランバート・バレエ・コンテンポラリー・ダンス・スクールにてファースト・クラスの学士号を取得。主な出演は、マーク・ブルース・カンパニー「マクベス」マクダフの妻/魔女、ジュネーヴ大劇場でのリン・ペイジ振付「メデア」、ROHでのケネス・マクミラン祝賀会「Sea of Troubles」ゲスト・ダンサー、ヨーク・ダンス・プロジェクト、リン・ペイジ作品、クリストファー・トーマス(サドラーズ・ウェルズ・ヤング・アソシエート振付師)作品、ペーター・シャウフス・バレエのソリスト、ノーザン・バレエ「ピーター・パン」、R&Dによるウィル・タケット演出・振付「体験型くるみ割り人形」マリー・シュタールバウム、R&Dによるブルック・ストリート・バンド/ウィル・タケット/アラスデア・ミドルトンとのコラボレーション作品等がある。
[照明] | ルーシー・カーター | Lucy Carter |
---|---|---|
[振付] | アシュリー・ペイジ | Ashley Page |
[ムーヴメント・ディレクター] | ルーシー・バージ | Lucy Burge |
[合唱指揮] | 矢澤定明 | Sadaaki Yazawa |
[キャスティング・ディレクター] | ルーシー・カッソン、 ジェイムズ・オレンジ (ジェイムズ・オレンジ・キャスティング) |
Lucy Casson, James Orange for James Orange Casting |
[演出助手] | 飯塚励生 | Leo Iizuka |
[衣裳助手] | イローナ・カラス | Ilona Karas |
[衣裳コーディネーター] | 小栗菜代子 | Nayoko Oguri |
[かつら] | キャンベル・ヤング | Campbell Young |
[プロデューサー] | 小栗哲家 | Tetsuya Oguri |
[舞台監督] | 幸泉浩司 | Hiroshi Koizumi |
[制作] | 兵庫県立芸術文化センター | Hyogo Performing Arts Center |