歌劇さまよえるオランダ人 2025年7/19 20 21 23 24 26 27
開館20周年 ワーグナー到来 聞こえるか? 運命の呼ぶ音が
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キャスト・スタッフ Cast & Staff

20周年に相応しい
豪華な歌手陣!

CAST

7 / 19, 21, 24, 27

  • ヨーゼフ・ワーグナー

    オランダ人

    ヨーゼフ・ワーグナー(バス・バリトン)

    Josef Wagner

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    オーストリア出身。ウィーン国立音楽大学で学ぶ。2006年にモーツァルト「見せかけの純情娘」でザルツブルク音楽祭にデビュー。ベルリン・ドイツ・オペラ、シュトゥットガルト州立歌劇場、ジュネーブ大劇場、フィンランド国立歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパーなどの重要な歌劇場に出演。ストックホルムおよびシュトゥットガルトでの「サロメ」ヨカナーン、ヘルシンキでの「エフゲニー・オネーギン」、ベルリン・ドイツ・オペラやマルメ、ウィーンでの「さまよえるオランダ人」題名役、アン・デア・ウィーン劇場「タイス」アタナエル、エクサン・プロヴァンス音楽祭「トリスタンとイゾルデ」クルヴェナール、ベルンでの「ラインの黄金」ヴォータン等で大成功を収めた。
    佐渡裕芸術監督プロデュースオペラでは2007年「魔笛」に出演。

  • ルニ・ブラッタベルク

    ダーラント

    ルニ・ブラッタベルク(バス)

    Rúni Brattaberg

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    シベリウス音楽院、チューリッヒ・オペラ・スタジオにて学ぶ。ワーグナーとR.シュトラウスの作品で国際的な評価を得ている。マンハイムおよびライプツィヒ歌劇場に所属し、ハーゲン、ファフナー、ファゾルト、フンディング、グルネマンツ、ハインリヒ王、ダーランド、ヘルマン方伯、ファイト・ポーグナー、オックス男爵等を歌う。そのほか、パリ・オペラ座、ハンブルク、バイエルン、オランダの各国立、州立歌劇場、モネ劇場、シカゴ・リリック・オペラ、ローザンヌ歌劇場等に出演。
    「ばらの騎士」オックス男爵ではガードナー指揮メトロポリタン歌劇場やラトル指揮オランダ国立歌劇場に、「指環」ではヤノフスキ指揮ドレスデン・フィルで歌う。またMETではライブビューイング放映された「パルジファル」のティトゥレルでも出演。初来日。

  • シネイド・キャンベル=ウォレス

    ゼンタ

    シネイド・キャンベル=ウォレス(ソプラノ)

    Sinéad Campbell Wallace

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    ダブリン音楽演劇学校、国立オペラスタジオ、ブリテン・ピアーズ・ヤング・アーティスト・プログラムを卒業。これまでに「ローエングリン」エルザ、「神々の黄昏」グートルーネ、「フィデリオ」レオノーレ、「サロメ」、「エレクトラ」クリュソテミス、「影のない女」皇后、「魔弾の射手」アガーテ等を務める。そのほか「トスカ」(イングリッシュ・ナショナル・オペラ、アイルランド国立オペラ、COCトロントなど)、「ボエーム」ミミ(イングリッシュ・ナショナル・オペラ)、「ザネット」シルヴィア(スコットランド・オペラ)を歌う。さらにザルツブルク音楽祭、パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場、ソフィア王妃芸術宮殿、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団に客演している。

  • ロバート・ワトソン

    エリック

    ロバート・ワトソン(テノール)

    Robert Watson

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    アメリカ出身。これまでに「フィデリオ」フロレスタン、「ワルキューレ」ジークムント、「ホフマン物語」ホフマン、ドン・カルロ、「ラ・ボエーム」ロドルフォ、「トスカ」カヴァラドッシ、「カルメン」ドン・ホセ、「ナブッコ」イスマエーレ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ、「道化師」カニオ、「ナクソス島のアリアドネ」バッカスなど。サンフランシスコ・オペラ、ワシントン・ナショナル・オペラ、メトロポリタン歌劇場、チューリッヒ歌劇場、ハンブルク、ベルリン、ミュンヘンの国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ローマ歌劇場、トリノ王立歌劇場などに出演している。初来日。

  • ステファニー・ハウツィール

    マリー

    ステファニー・ハウツィール(メゾソプラノ)

    Stephanie Houtzeel

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    ドイツ出身。ニューイングランド音楽院、ジュリアード音楽院で学ぶ。2010 年からウィーン国立歌劇場に所属し、ヘンデル、モーツァルト、R.シュトラウスの演奏で高い評価を得る。ウィーン国立歌劇場、オペラ・バスティーユ、デンマーク王立歌劇場等で「ばらの騎士」のオクタヴィアンを歌い、「声・演技・身体いずれの面でも崇高」と評される(Opera News)。彼女はまた、ウィーン、チューリッヒ、東京、ケルンで出演した「ナクソス島のアリアドネ」作曲家役にも定評がある。ヘンデルの専門家として、ウィーン国立歌劇場の「セルセ」と「アリオダンテ」の題名役で好演。ゲルギエフやルセなどの著名な指揮者や、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などの名門オーケストラとも共演。

  • 鈴木 准

    舵手

    鈴木 准(テノール)

    Jun Suzuki

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    東京藝術大学卒業。同大学院後期博士課程にて音楽博士号取得。三菱地所賞受賞。これまで数多くのオペラに出演し、殊に『魔笛』タミーノは兵庫県立芸術文化センター、新国立劇場、日生劇場、二期会等数々の公演で高い評価を得ている。他にも新国立劇場『フィデリオ』ヤッキーノ、びわ湖ホール『死の都』(日本初演)等に出演。また宗教曲のソリストとして活躍する他、ブリテンの演奏をライフワークとして活動している。作詞家松本隆氏から厚い信頼を寄せられ、氏の現代口語訳によるシューベルト「冬の旅」「白鳥の歌」をリリースしている。二期会会員。
    芸術監督プロデュースオペラには2007年「魔笛」、2013年「セビリャの理髪師」に出演。

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  • 髙田智宏

    オランダ人

    髙田智宏(バリトン)

    Tomohiro Takada

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    国立音楽大学音楽学部声楽科卒業、二期会オペラ研修所を経て、同大学院音楽研究科声楽専攻(ドイツ歌曲)首席修了。第4回静岡国際オペラコンクール「三浦環特別賞」受賞。第4回長久手国際オペラ声楽コンクール優勝。2007年ドイツ・キール歌劇場専属歌手を経て、2020年カールスルーエ・バーデン州立歌劇場専属歌手となり海外を拠点に活躍、バロック作品から現代作品まで数々の主役を務める。国内でも新国立劇場を始め数々のオペラに出演、圧倒的な歌唱と存在感で国内外のメディアから高く評価されている。2017年ドイツ・キール市から宮廷歌手の称号を授与。ドイツ在住。芸術監督プロデュースオペラには、2013年「セビリャの理髪師」で題名役を演じて以降、7度目の出演となる。

  • 妻屋秀和

    ダーラント

    妻屋秀和(バス)

    Hidekazu Tsumaya

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    東京藝術大学卒業、同大学大学院オペラ科修了。ライプツィヒ歌劇場、ワイマールのドイツ国民劇場の専属歌手を務めたほか、これまでにベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ等に出演。日本でもその深みのある柔らかな歌声と重厚な演技で新国立劇場、佐渡裕プロデュースオペラ、びわ湖ホール・プロデュースオペラ、NISSAY OPERAやオーケストラ・コンサート、宗教曲のソリストとして活躍を続けている。第24回ジローオペラ賞受賞、第3回ロシヤ歌曲賞受賞。第72回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
    芸術監督プロデュースオペラには、2018年「魔弾の射手」、2023年「ドン・ジョヴァンニ」に出演。

  • 田崎尚美

    ゼンタ

    田崎尚美(ソプラノ)

    Naomi Tasaki

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    東京藝術大学卒業。同大学院を経て二期会オペラ研修所マスタークラス修了。「パルシファル」クンドリでの二期会デビュー以降、日生劇場「ルサルカ」、二期会「サロメ」、「トゥーランドット」等表題役の他、新国立劇場「さまよえるオランダ人」ゼンタ、日生劇場「マクベス」マクベス夫人、二期会「タンホイザー」エリーザベト等で高評を得る。近年ではびわ湖ホール「ばらの騎士」元帥夫人、東京・春・音楽祭子どものためのワーグナー「トリスタンとイゾルデ」イゾルデで新境地を開き、「NHKニューイヤーオペラコンサート」にも出演を重ねている。二期会会員。
    芸術監督プロデュースオペラ初登場。

  • 宮里直樹

    エリック

    宮里直樹(テノール)

    Naoki Miyasato

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    東京藝術大学首席卒業。同大学院修了後、ウィーン国立音楽大学オペラ科で研鑽を積む。日生劇場「ラ・ボエーム」ロドルフォ、藤原歌劇団「愛の妙薬」ネモリーノ、新国立劇場「ばらの騎士」テノール歌手、二期会「蝶々夫人」ピンカートン等で絶賛され、コンサートではロッシーニ「スターバト・マーテル」、ヴェルディ「レクイエム」等で高い評価を得ている。NHK「クラシック倶楽部」等にも出演。第23回リッカルド・ザンドナーイコンコルソ第2位、第48回日伊声楽コンコルソ第1位、第10回東京音楽コンクール声楽部門最高位及び聴衆賞他受賞歴多数。二期会会員。
    芸術監督プロデュースオペラ初登場。

  • 塩崎めぐみ

    マリー

    塩崎めぐみ(メゾソプラノ)

    Megumi Shiozaki

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    武蔵野音楽大学大学院、新国立劇場オペラ研修所修了後、文化庁在外研修員として渡独。Opera Classica Europa「リゴレット」マッダレーナでドイツデビュー。ロンドンSoho Theatre「Finding Butterfly』(「蝶々夫人」より)ではスズキを演じる。国内ではPMF「ナクソス島のアリアドネ」作曲家、新国立劇場「修道女アンジェリカ」修道院長、東京・春・音楽祭『ワルキューレ』グリムゲルデ、小澤征爾音楽塾子どものためのオペラ「ジャンニ・スキッキ」ツィータ、二期会「ファルスタッフ」クイックリー夫人、「ダナエの愛」アルクメーネ、「天国と地獄」世論等を演じて好評を博している。
    二期会会員。芸術監督プロデュースオペラ初登場。

  • 清水徹太郎

    舵手

    清水徹太郎(テノール)

    Tetsutaro Shimizu

    プロフィールを見る

    京都市立芸術大学卒業、同大学大学院修了。第33回飯塚新人音楽コンクール第1位、第82回日本音楽コンクール入選他多数入賞。文部科学大臣賞、平成30年兵庫県芸術奨励賞など多数受賞。2021年新国立劇場・びわ湖ホール共催「カルメン」ドン・ホセの好演は記憶に新しい。2025年2月、藤原歌劇団公演「ファルスタッフ」のフェントンで出演予定。C.エッシェンバッハ指揮「千人交響曲」、チョン・ミョンフン指揮「第九」のテノールソロを務める等、国内外の活動も多数。びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバー。藤原歌劇団団員。
    芸術監督プロデュースオペラには2013年「セビリャの理髪師」、2018年「魔弾の射手」に出演。

初日のキャストは、国際的に活躍する歌手を多数招聘。題名役のヨーゼフ・ワーグナーはザルツブルク音楽祭、ベルリン・ドイツ・オペラほか欧州の劇場で出演多数のバリトンで、2007年のプロデュースオペラ「魔笛」パパゲーノ役でも好評を博しました。そのほかにもウィーン国立歌劇場、MET、バイエルン国立歌劇場といった名門歌劇場に出演する面々が集結します。

2日目は国内外で活躍する日本人キャストを配役。題名役の髙田智宏は約20年にわたりドイツに拠点を置くバリトン。“ドイツ宮廷歌手”の称号を持ち、現在はカールスルーエ・バーデン州立歌劇場で活躍しています。プロデュースオペラ初登場の田崎尚美(ゼンタ役)、日本を代表するバス歌手・妻屋秀和(ダーラント役)らワーグナー・オペラに精通した歌手たちを含め、望みうる最高の布陣でお贈りします。

[合 唱]
The Produce Opera Chorus, Hyogo
[管弦楽]
Hyogo Performing Arts Center
Orchestra

大規模な合唱、
オーケストラ!

合唱は総勢80名規模。ドイツ・オペラらしい重厚なハーモニーも聴きどころです。
規模の大きさはオーケストラもしかり。まるで神がかったように物語と一体となるワーグナーの音楽が、佐渡芸術監督のタクトにより劇場空間へと放たれます。

STAFF

  • 佐渡 裕

    [指揮/兵庫県立芸術文化センター芸術監督]

    佐渡 裕

    Yutaka Sado

    プロフィールを見る

    京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。これまでパリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団等、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年より、オーストリアを代表し110年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。オランジュ音楽祭「蝶々夫人」(演奏:スイス・ロマンド管弦楽団)、トリノ王立歌劇場「ピーター・グライムズ」、「カルメン」、「フィガロの結婚」など海外のオペラ公演の実績も多数。国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した21枚目のCD「マーラー:交響曲第7番」を24年10月にリリース。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP文庫/新書)など。出光音楽賞(1991年)、モンブラン国際文化賞(2003年)、渡邉暁雄音楽基金音楽賞(2003年)、岩谷時子賞(2014年)などの受賞歴がある。2023年4月より新日本フィルハーモニー交響楽団第5代音楽監督に就任。
    オフィシャルファンサイト:http://yutaka-sado.meetsfan.jp

  • ミヒャエル・テンメ

    [演出]

    ミヒャエル・テンメ

    Michael Temme

    プロフィールを見る

    ドイツ・ハノーファー生まれ。13歳でハノーファー歌劇場のオペラにエキストラで出演。ハノーファー音楽大学で学んだ後、23歳でエッセン歌劇場に演出助手として就職。ブエノスアイレス、サンフランシスコ、リヨン、ミラノ、オランジュ音楽祭や、ドイツ各都市での公演に演出助手として参加した。1973年に移籍したハーゲン歌劇場で初めて自身の演出を手がける。75年、ドルトムント歌劇場に移籍。78年より12年間に渡ってフリーの演出家として活動し、ドイツ、プエルトリコ、ニュージーランド、オーストリア、スイス、フランス、米国で演出を手がける。91年よりウィーン音楽舞台芸術大学(mdw)でオペラ演技・音楽劇演出の教授に就任。2009年まで世界中で活躍する多くの後進を育成した。
    新たなオペラ・プロジェクトを求めて退任した後は各地を飛び回っており、演出家としての契約は、ドイツ国内から、米国、台湾、カイロ、上海にまで及ぶ。教育者としても世界各地の養成機関で授業やマスタークラスを行っており、2016年には東京藝術大学客員教授を務めた。
    芸術監督プロデュースオペラでは、2018年「魔弾の射手」を演出。

[演出補]
Leo Iizuka
[合唱指揮]
Sadaaki Yazawa
[合唱指導]
Thomas Lang
[装置・衣裳]
Friedrich Despalmes
[照明]
Michael Grundner
[演出助手]
Taro Morikawa
[衣裳助手]
Dorothee Redelsteiner
[言語コーチ]
Heike Silbermann
[舞台監督]
Hiroshi Koizumi
[プロデューサー]
Tetsuya Oguri
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