歌劇さまよえるオランダ人 2025年7/19 20 21 23 24 26 27
開館20周年 ワーグナー到来 聞こえるか? 運命の呼ぶ音が
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作品紹介 Introduction

雄弁な音楽、
スペクタクルな舞台
いざ、壮大なるオペラの
大海原へ―

兵庫県立芸術文化センター
開館20周年、新たな伝説の幕開け

2025年、開館20周年記念、そして佐渡裕芸術監督プロデュースオペラの20作目として上演するのは、オペラ史に燦然と輝く大作曲家ワーグナーの出世作「さまよえるオランダ人」です。
物語は、18世紀の英国で流布した「海をさまよい続けるオランダ人の幽霊船」の伝承を基にハインリヒ・ハイネが書いた小説に着想を得て、若きワーグナーが台本を執筆。のちに楽劇として大成するドラマティックな音楽で、綿密に物語を表現しました。
スケールの大きなドイツ・メルヘンの神話的な世界のなか、「愛による救済」が描かれる数々のワーグナー作品の原点。物語は明快であっという間に展開していくため、ワーグナー初心者にもおすすめです。ドラマを描き出す序曲から、「オランダ人のモノローグ」「ゼンタのバラード」といった有名なアリアまで、魔法のような音楽とともに繰り広げられる一大スペクタクルを、あなたもどうぞご一緒に。

あらすじSTORY

呪われしオランダ人船長と
乙女ゼンタの愛と運命

ノルウェーの貿易船の船長ダーラントは、血のように赤い帆の不気味な幽霊船に出くわす。その船長であるオランダ人は「悪魔に呪われて死ぬことを許されず海をさまよっている。7年に一度だけ上陸を許され、愛を誓う女性が現れれば救われる」のだという。オランダ人の財宝に目がくらんだダーラントは、娘ゼンタを彼に引き合わせることを約束する。
一方、かねてから「海をさまようオランダ人」の伝承に心惹かれていたゼンタ。運命の出会いを果たし、恍惚とするゼンタと「ついに救われる時が来た」と確信するオランダ人だったが…

相関図

想像力があふれる
ドイツ・オペラの世界へ!

ドイツ、オーストリアから
クリエイティブ・チームを招聘

演出家ミヒャエル・テンメをはじめ、2018年の「魔弾の射手」でスペクタクルな舞台を創りあげたチームが再登場!

大掛かりな舞台装置と照明、衣裳…
ドキドキとワクワクが詰まったファンタジー

海に出現する“幽霊船”、大きな“舵輪”、そして、ゼンタの幼き頃からの「オランダ人」への憧れを示す“本”…象徴的な装置等により、視覚的に分かりやすく楽しく、現実と幻想が入り混じる世界観を表現!

装置・衣裳デザイン案:フリードリヒ・デパルム

©︎Friedrich Despalmes ©︎Friedrich Despalmes ©︎Friedrich Despalmes
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