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2024.04.23

関連企画≪「蝶々夫人」ハイライトコンサート~ええとこどり!≫西宮公演レポート!

関連企画≪「蝶々夫人」ハイライトコンサート~ええとこどり!≫西宮公演レポート!

「蝶々夫人」の“ええとこ”を凝縮してお届けするハイライトコンサート。 2日間満員御礼!の西宮公演(4月17日&18日、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール)の模様をお伝えします!

15歳の少女・蝶々さんをヒロインに展開するオペラ「蝶々夫人」。
ゴロー役:ケーシーハシモトさん、ピアノ:西尾麻貴さんがご案内役も兼ね、人物相関を分かりやすく説明してから物語は開幕しました。
軽薄なピンカートンが蝶々さんとの結婚を楽観的に歌い、領事シャープレスがそれに対して忠告するシーンからスタート。そしていよいよ、可憐な花嫁・蝶々さんが登場。婚礼のシーンではお客様にも列席者としてご参加いただく場面も?!

婚礼の日、シャープレス(左、伊藤友祐)、ピンカートン(中央左、古屋彰久)に身の上を話す蝶々さん(中央右、梨谷桃子)と女中のスズキ(右、山際きみ佳)

幸せな婚礼のときもつかの間、先祖代々の信仰を捨ててキリスト教に改宗したことで親戚から勘当されてしまう蝶々さん。悲しみに暮れるも、優しく慰めるピンカートンを信じ、高らかに愛を歌い交わして第1幕は締めくくられます。

オペラ史のなかでも屈指の甘い名曲「愛の二重唱」を歌う、蝶々さんとピンカートン

変わって第2幕は第1幕から3年後。蝶々さんはピンカートンの帰りを信じて待ち続け、その思いを名曲“ある晴れた日に”で歌います。
そんな蝶々さんのもとに、ピンカートンからの手紙を手にしたシャープレスが訪ねてきます。しかし、蝶々さんのあまりの高揚ぶりに、ピンカートンが蝶々さんのもとに戻る気持ちがないという残酷な真実を伝えることができません。
蝶々さんは期待を胸に夜通しピンカートンを待った後、すべてを悟ることとなり、自刃してしまうのです。

第2幕の「花の二重唱」より。蝶々さんとスズキは、ピンカートンの帰還に期待し、家中を花で満たす

第2幕の冒頭では、オペラの豆知識としてそれぞれの声種の解説も。“オペラ”をよりお楽しみいただけるしかけが随所に用意され、お客様からご好評をいただきました!

軽妙なトークで沸かせた、ゴロー・お話のケーシーハシモトさんとピアノ・お話の西尾麻貴さん

とってもお得で、オペラ入門編としてぴったりのハイライトコンサート~“ええとこどり”、この後は兵庫県内の各ホールツアーがございます!
お近くの方は是非、遠方の方も春のお出かけがてら、お越しください♪

 

【ええとこどり県内ツアー♪】

県内9会場で開催。詳しくは各会場へお問い合わせください。
※芸術文化センターでは県内ツアーのチケットお取り扱いはございません。

開演時間はすべて3:00PM
◆赤穂公演 4/20(土)
赤穂市文化会館 赤穂化成ハーモニーホール 小ホール
TEL:0791-43-5144
◆洲本公演 4/21(日)
洲本市文化体育館 文化ホール しばえもん座
TEL:0799-25-3321
◆養父公演 4/27(土)
養父市立やぶ市民交流広場 ホール
TEL:079-662-0070
◆福崎公演 4/28(日)
福崎町エルデホール
TEL:0790-23-1655
◆西脇公演 4/29(月・祝)
西脇市立音楽ホール「アピカホール」
TEL:0795-23-9000
◆三田公演 5/3(金・祝)
三田市総合文化センター 郷の音ホール 大ホール
TEL:079-559-8101
◆小野公演 5/5(日)
小野市うるおい交流館エクラホール
TEL:0794-63-8566
◆丹波篠山公演 5/11(土)
丹波篠山市立田園交響ホール
TEL:079-552-3600
◆明石公演 5/12(日)
アワーズホール・明石市民会館大ホール
TEL:078-912-1234

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