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「みんなの広場」建設開始!
2002年11月

「みんなの広場」建設開始!
2002年11月12日、起工式を行いました。工期は約33か月。このホールをみんなの広場にーー大勢の人々の思いの詰まった「阪神・淡路大震災の復興のシンボル」がいよいよ建ちはじめました。
センターには建築中の定点写真が残っており、これはその最初の1枚です。
センターには建築中の定点写真が残っており、これはその最初の1枚です。

佐渡裕芸術監督、ただいま音響実験中
2003年8月~

佐渡裕芸術監督、ただいま音響実験中
現地でセンターの建築が着々と進む頃、音響実験も行われていました。コンピューターによるシミュレーションだけでなく、10分の1サイズのホール内部の模型を製作し、複雑な音の反射を検証。佐渡裕芸術監督も積極的に実験場所を訪れ、音のバランスを確かめていました。

ひょうごオリジナル音楽公演“歌おう、踊ろう「ヘンゼルとグレーテル」”
2003年8~10月

ひょうごオリジナル音楽公演“歌おう、踊ろう「ヘンゼルとグレーテル」”
「立派なホール(ハード)だけではなく、優れた舞台芸術(ソフト)がなければ」という思いのもと、開館前からソフト先行事業を多数実施しました。“歌おう、踊ろう「ヘンゼルとグレーテル」”では、大勢の子どもたちが一緒に歌って踊って、オペラの魅力を満喫しました。(西宮市プレラホールほか全5会場10公演)

「スーパーキッズ・オーケストラ」誕生!
2003年11月

「スーパーキッズ・オーケストラ」誕生!
佐渡裕芸術監督の熱い思いから誕生した子どもたちのオーケストラ「スーパーキッズ・オーケストラ(SKO)」。選ばれた20人の子どもたちは夏の六甲山合宿と秋の集中合宿を経て2003年11月、その成果を披露しました(11月14日、明石市民会館大ホールほか3か所)。
この演奏会は大きな反響を呼び、一度限りの企画だったはずが翌年以降も継続されることに!その後のSKOの活動、卒業生たちの活躍はご存知のとおりです。
(写真は2004年夏の練習風景です)
この演奏会は大きな反響を呼び、一度限りの企画だったはずが翌年以降も継続されることに!その後のSKOの活動、卒業生たちの活躍はご存知のとおりです。
(写真は2004年夏の練習風景です)

「KOBELCO 大ホール」の客席、現る
2003年12月

「KOBELCO 大ホール」の客席、現る
着工から約1年。左奥に大ホール(現 KOBELCO 大ホール)の客席が着々と作られているのが見えます。右端に見えているのは中ホール(現 阪急 中ホール)。4階にある小ホール(現 神戸女学院小ホール)が姿を見せるのはこれからといった様子。工事は順調に進み、ここから約7か月後、2004年7月28日に上棟しました。
日向夏さん からいただいたお便り
娘が3年生の時、私は小学校の役員になり、子どもたちの工事現場見学に付き添いました。
下の方を見ると、建築中の大ホール(現 KOBELCO 大ホール)の客席が見えました。「綺麗な扇形だなあ、開館が楽しみだな」と思いました。
娘や息子が中学1年生の時には「わくわくオーケストラ教室」で生のオーケストラに触れる事が出来ました。私は「ワンコイン・コンサート」にせっせと通い、あの工事現場で見たKOBELCO 大ホールの扇型の客席で、若い、素晴らしい才能のある方達に出会えています。
これからも豊かな人生のため、長く続けて進化していってほしいホールです。よろしくお願いしますね。

「こんにちは。佐渡裕です!」
2004年4月、7月

「こんにちは。佐渡裕です!」
地域の皆さんに「芸術監督・佐渡裕」を知ってもらいたい、どんなセンターにするかを一緒に考えたい。そんな思いから「こんにちは。佐渡裕です!」と題して西宮市内外で交流会や小学校での音楽教室、バンドクリニックなどを行いました。写真は2004年4月、「にしきた商店街」を散策した時のものです。

「星夜のジルヴェスター・ガラコンサート」
2004年12月31日

「星夜のジルヴェスター・ガラコンサート」
センター開館を翌年に控えた2004年の大みそか、神戸国際会館こくさいホールにて年越しコンサートを開催しました。クラシック、ジャズ、吹奏楽と多彩なアーティストが登場。震災の映像を流しながらの演奏も行われ、阪神・淡路大震災10周年という節目にオープンする「復興のシンボル」、新しいホールに思いを馳せました。
のん さん からいただいたお便り
震災後、佐渡裕さん指揮の「カウントダウンミレニアムコンサート」を鑑賞した時、佐渡さんが「芸術文化センター」ができることを紹介されました。その年に神戸市民から西宮市民になった私は大変誇りに思い、会員登録したことを思い出します。今でも友人や家族とのイベントとして、鑑賞させていただいています。

開館直前!プレイベント
2005年10月2日

開館直前!プレイベント
オープンまであと20日。西宮北口周辺でにぎやかな音楽イベントが開催されました。地元の中学校のブラスバンド部など8団体343人が参加してパレードやコンサートを行った後、センター前の高松公園に集合。デビューコンサートを間近に控えた兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)のメンバーも加わり、合同演奏を行いました。
芸文センターの建つ場所は、かつて県営住宅や社宅が建ち並んでいたところでした。私はその県営住宅で生まれ育ちましたので、ここは「古里」なのです。50年以上前に転居しましたが、それから45年ほど後に、私の兄の娘がPACオーケストラに入団することになりました。
「古里」に建つ芸文センターの舞台に姪が立てたことは家族にとってこの上ない喜びです。しかもKOBELCO大ホールのステージの彼女の担当楽器・オーボエの席は、かつて我が家のあった場所なのです!